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設楽悠太の復活に思う事。 [駅伝スポーツ]

☆来年(2020年)の東京オリンピック・男子マラソン出場候補者でMGC(marathon grand champions)出場権獲得者にしてマラソン日本記録前保持者の設楽悠太。

☆2018年の東京マラソンで16年ぶりに男子マラソンの日本記録を更新したが、代償のような形で脚を疲労骨折した影響で、治癒までに時間がかかった。

☆同年9月に記録会やハーフマラソン大会で何とか無事に走ったものの、その後の福岡国際マラソンで全体の4位に終わった。

☆1月に行われたニューイヤー駅伝(全日本実業団男子駅伝)を欠場し、同月の都道府県対抗男子駅伝(ひろしま男子駅伝)、2月の山口ハーフマラソン、今年の東京マラソンも回避した。

☆なんでも、ニューイヤー駅伝の前に発熱し、それが下がったあと練習を再開したが、如何せんモチベーションが上がらなかったという。

☆今月(2019年4月)14日に行われた第28回金栗記念選抜陸上中長距離競技会・男子5000m最終組の出場エントリーを得たあたりからようやくモチベーションが上がり、当日無事に競技場に姿を現すことができたらしい。

☆本人は「走り方を忘れた」と言っていたが、長期離脱のブランクを感じさせない走りで3000m^
4000mあたりで先頭に立つなど見せ場を作り、観客を喜ばせたとのこと。最後は大学の後輩・相澤晃や、法政出身の坂東悠汰に抜かれたが、自己ベストに迫る13’35”台で5位につけた。

☆この次は岐阜清流マラソンに挑戦するという設楽。怪我なく無事に出場し、あの風のような走りを見せてほしいものだ。


2019-04-15 22:18  nice!(0)  コメント(0) 

東京マラソン2017. [駅伝スポーツ]

☆今年も恒例の東京マラソン。今年からコースが新しくなり、フィニッシュ地点が東京駅前となった。スタート地点は新宿にある東京都庁前。そこから浅草、富岡八幡宮を経て折り返し地点を2つ回って、高輪地区を丸の内方面に向かって走り、行幸通りを走ってフィニッシュするというもの。


☆今回は男子の部で大会最高記録を、ウィルソン・キプサングがマークした。02°03′58″。2時間3分台がこの東京でもマークされたという事で、日本人ランナーたちはこれから目の色を変えてこの壁に挑みかかることだろう。勿論、潰れるのを覚悟で。


☆さて今回の東京マラソン、35㎞過ぎまで日本人トップを走っていた男は今回が初めてのマラソンであった。


☆その男・設楽悠太(Honda)は学生時代からロードレースで無類の強さを誇ってきた。ニューイヤー駅伝では毎年のように区間新・区間賞を掴んできた。今年こそさすがに失速しそれはできなかったが。


☆その設楽が初盤から積極的に前を攻めて攻めて攻めまくる走りを見せ、海外招待選手ばかりが走る先頭集団に食い込み続けた。


☆やがて30㎞に入りペースメイカーが離れても、設楽は果敢に攻め続けた。しかし30㎞以降は未知の世界と自分でも言っていたように、我慢に我慢を重ねながらの走りになった。


☆35㎞を過ぎたあたりから次第に速度が落ち、後続を走っていたMHPS(三菱日立パワーシステムズ長崎)の井上大仁に捉えられ、突き放されていった。

☆そして…先頭を走るキプサングが優勝を手にしてから数分後、全体11位、日本人3位でゴールした。設楽のタイムは02°09′27″。初マラソンにしてサブテン切りを為すのは近年でも驚くべき事だ。


☆去年、琵琶湖でも別大でも25㎞までのペースメイカーを務めた設楽、この後リオ出場権を得て10000mに出たが周回遅れ、そこでマラソンで勝負する意向を固めた。ロードの世界で勝負すると肚を決めたのである。

☆今年の東京マラソン本番で、設楽はその初志を貫徹した。解説者を務めた藤田氏もこの彼の走りを評価し「9′台でまとめたのは素晴らしいと思います」旨と語っていた。

☆双子で違う実業団で闘う兄・啓太と共に、設楽悠太の五輪への道は、まさにここから本格的に開かれたのである。

☆出来得るならば、何があってもこの道を走り貫き、五輪の本番で兄と共に栄光を手にしてもらいたいものである。


2017-02-26 16:46  nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

正月は駅伝で明け…。 [駅伝スポーツ]

☆日本の元旦は駅伝で始まる。

☆駅伝日本一を決める闘い・ニューイヤー駅伝。吹き荒ぶ上州のからっ風と闘いながらの襷渡しレース。優勝を決めるはずの実業団が軒並み下位に。優勝したのはこれが18年ぶりの勝利となった旭化成。

☆競技者としての意識の高い二組の双子のうち、4区を走った兄の市田孝が中盤から追い抜き快走し区間賞を獲得。弟の宏も区間賞。

☆その他のメンバーも健闘し、ついに18年ぶり22回めの優勝を勝ち取った。久しぶりに勝利の美酒に、旭化成チーム全員がきっと、酔い痴れたことだろう。


☆次の日(1月2日)は箱根駅伝往路。今回は青学が史上6校目箱根3連覇・学生3大駅伝3冠達成を決めるのか、それとも「下剋上」と言われたほどの「逆転勝利」を他校がきめるのか。

☆TVに目を晒しながら見つめていると、勝負は混沌とした状態になるや否や!といった展開だったが、3区で青山学院大学の独壇場に。そのまま4区、5区を力強く快走し、ついに往路優勝を決めた。

☆青学のしっぽをあともう少しのところで逃した、早稲田をはじめとするライバル校。優勝候補と目された大学の中には山梨学院のようにシード落ちしてしまうところも出た。

☆6区から他校に尻を掴ませずに快走した青学。途中7区で田村和希(3年)が脱水症状で苦しみ、区間11位になるも、8区の下田裕太(3年)が田村の遅れを帳消しにする走りでトップをキープ。

☆9区でまさかの追い上げドラマが、東洋の野村峻哉(3年)が終盤で早稲田を追い上げチーム順位を2位に押し上げた。


☆そして…ついに青学は学生駅伝3冠を達成した。。サンキュー大作戦、大成功!他大学は一様にうな垂れた・・・終わってみれば彼等は2位東洋と7分以上の大差をつけていた。


☆駒澤が総合9位と遅れるなど、ここ数年は全くなかったことだ…4区を走った中谷がブレーキに。5区で大塚が大健闘を見せるも序盤からの長くて悪い流れを絶てずに、結局上記の順位に。

☆東洋大は9区で早稲田を交わして10区で2位のまま青学を追撃するも、結局捕まえられなかった。

☆で、今日(2017年1月7日)は青学チームがセンター街をパレードした。英雄たちを見ようとファンが沢山押しかけ、押し合いへし合いの大混雑ぶりとなったとや。


☆ロードを駆ける若者たちが、文字通り青春の輝きを見せてくれる箱根駅伝。しかし!この先は少子高齢化も相俟って…関東の大学だけでやる駅伝では…なくなるかもしれない。



後幾つ寝ると。 [駅伝スポーツ]

☆正月駅伝の日々がやって来る。



☆正味3日間。


☆夫々栄冠を勝ち取るのは何処か。


☆現在の予想では元旦のニューイヤー駅伝ではTOYOTA、箱根駅伝では青山学院大学。走法とも、3連覇がかかっている。


☆青学はそれと共に、大学駅伝3冠獲得の可能性高いとの呼び声がいや増している。


☆果たして、TOYOTAと青学、それぞれのチームが世間の予想通りの栄光を掴めるか。それとも、別のチームにそれらを掻っ攫われるのか。


☆どちらも、ふたを開けないと、分からない勝負の行方。



☆毎年恒例だが…日本の正月は、駅伝と共に明ける。少なくともファンにとっては。まぁもっとも、それ以外にとっては、初詣と初日の出で正月が明けるとかいろいろだしね。



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