久しぶりの更新。 [よろず雑感]
★9月もいよいよ終わろうとしている。
★世間一般では衆議院解散、そして小池氏の新党と野党が合流するとか何とかでいろいろと喧しいが、自分はその間、神宮球場でアマ野球の試合を見に行き、応援部の演舞に魅了されていた。
★その試合とは、東京六大学野球早大vs立大2回戦。自分は早稲田側の応援席に座って、大勢の客と一緒に、咽喉の枯れるまで大声援を送ってきた。
★客らの凄まじい声援、炎のような熱情と、応援するチームの勝利を只管信ずる思いを秘めて、エールを送る応援部。若い息吹の迸る、彼等が選手に捧げる数々の演舞や応援歌、応援曲が球場狭しと、大音響で鳴り渡る。
★しかし、これほどの熱情を以て応援しても、早稲田野球部は未だに勝ち点を獲れずにいる。この日の試合も粘りに粘ったものの、あともう少しのところで勝利を逃した。対戦相手の立教は春季に大学日本一になり、21世紀にはいってから初めての優勝を手にしていたのだった。
★自分にとっては野球の勝敗など半ば如何でもよく、応援部のカッコいい応援プレーを見たいだけなのだ。それでも試合本番になれば、応援部と共にデカい声で大声援を送る他の客と一緒に選手を応援しなくてはならない。
★センターステージに立つ学ラン姿のカッコいい「リーダー」のお兄ちゃんの、堂々とした演舞と、愛らしい笑顔を最後まで振りまき、リーダーたちと一緒に選手を応援するチアリーダーの素敵なパフォーマンスを見たいだけなのだが。
★それにしても学ラン姿のリーダー達、あの厚ぼったい真っ黒な学ランを残暑の時も着込んで応援パフォーマンスをしている。熱中症にならないように常に水分補給は怠りなくやっているらしい。
★それに、みんなまるで真夏の炎天下でガテン系の仕事に従事する労務者のように真っ黒に日焼けしている。それがリーダー達の醸す逞しさを一層引き立てている。
★妖精のように可憐ながら、ダイナミックなパフォーマンスを披露してくれるチアリーダー。決してつらそうな顔をしないで、終始愛らしい笑顔を見せて選手にエールを送る姿は一種、感動的ですらある。
★彼等による涙ぐましいほどの必死の応援もかなわず…この時は立教が6-4で早稲田に勝利。応援部の悔しさや…如何許り。腸が千切れるほどの屈辱をきっと、彼等はまたも腹の底から味わったことだろう。
★早稲田は、この前のゲームも明治と3回闘って、2回目は勝ったものの1回目と3回目に敗れたので勝ち点が取れなかった。ので、この強敵立教との闘いに勝利して、勝ち点を何としても取りたかったのだ。
★然し立教は役者が一枚うわてだったようだ。この2回戦も早稲田はサインミスなどが響いて4点しか追い上げられなかった。前日の1回戦にも敗れているので、上に書いたように勝ち点がまだ0なのである。
★試合が終わって球場を出る時、開放とも虚脱ともつかぬ、何ともいえない疲労感を覚えた。
★この試合の後に知ったマラソン情報で、Hondaに所属する設楽悠太選手が自己記録を20″以上更新し、総合6位に入った事を知った。今年2月の東京マラソンに続き、二度目の2時間10分切り。
★これで、わけのわからぬ疲労感が吹っ飛んだ。「ゆたが自己ベスト更新したからいいやぁ~♬」野球での敗北感など、微塵も味わう事はなかった。
★ちなみに、今回の早立戦の始まる前、早稲田応援部のリーダー幹部の一人と、記念写真を撮影した。琥珀色に焼けた顔に快い印象の笑みを浮かべる、眉目の整った青年だった。
★受付を務める部員(チアの子たち)にお願いしたところ、快く引き受けて、呼びに行ってくれた。彼も記念写真撮影を快諾してくれ、見事スマホで撮ることができた。
★それがこれ⇒https://www.instagram.com/p/BZa5eEYDd6w/?taken-by=invitro5149
★まぁ応援団とか応援部などと呼ばれる集団の構成員と記念写真を撮るなんて、わたくし的には滅多にないし、また、やらないことだが、記念として一つぐらいは撮っておこうという考えがあったので今回申し訳なくも応援部の人たちにお願いをして、記念撮影させていただいた…。各位にこの場を借りて御礼致します。ありがとうございました。
★斯くて、秋の彼岸は過行く。。。
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